WordPressの標準のブロック(Block)にブロックスタイルを追加する

ここで言う「ブロックスタイル」は、見出しや段落などの装飾を選択できるようにするものです。

例えば、右のように「見出し」に「縦ライン」というスタイルを追加することで、ワンクリックで「見出し」の装飾を変えることができるようになります。

ブロックスタイル
目次

ブロックスタイルを追加するには

register_block_style をfunctions.phpに書き加えることで追加できます。

register_block_style($blockName,
 Array(
   'name'=>'',
   'label'=>'',
   'inline_style'=>'',
   'style_handle'=>''
 )
);
$blockNameブロック名を指定必須
nameスタイルのクラス名必須
labelブロックスタイルの名称必須
inline_styleインラインで追加するスタイルオプション
style_handlewp_register_style関数で登録したcssファイルのハンドル名オプション

「見出し」ブロックにスタイルを追加するには次のようになります。

見出しにブロックスタイルを追加する例

register_block_style(
	'core/heading',
	array(
		'name'  => 'heading-line',
		'label' => '縦ライン'
	)
);

これで「設定サイドバー」にスタイルが「縦ライン」と表示されますが、見た目は変わりません。上記の場合、heading-line (is-style-heading-line)というCSSクラスが必要です。

CSSを読み込む

.is-style-heading-line {

  position: relative;
  padding:0.25rem 0.5rem 0.25rem 1rem;

  &::before {
    content: "";
    border-left: solid 5px #000;
    height: 40%;
    position: absolute;
    top: 30%;
    left: 0.5rem;
  }
}

上記 SCSS をビルドして、読み込みます。

functions.php で一つのCSSファイルで読み込む場合

$theme_version = wp_get_theme()->get( 'Version' );
wp_register_style( 'original-block-style', get_template_directory_uri(). '/block-style.css', '', $theme_version );
wp_enqueue_style('original-block-style');

register_block_style で各スタイル毎に読み込む場合

$theme_version = wp_get_theme()->get( 'Version' );
wp_register_style( 'original-block-style', get_template_directory_uri(). '/block-style.css', '', $theme_version );

register_block_style(
	'core/heading',
	array(
		'name'  => 'heading-line',
		'label' => '縦ライン',
    'style_handle' => 'original-block-style'
	)
);
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この記事を書いた人

コスト最小で制作をしたいという意識強め(笑)

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